全5回程の連載形式で、私の禁煙成功談をご紹介します。
禁煙している最中の方は、参考にしてもらえれば幸いですし、もうすでに禁煙に成功している方は、こんなこともあったなぁ、なんて共感してもらえれば、と思います。
最初に断言しますが、私が行った方法で全ての方が禁煙に成功できるわけではありません。また、私は禁煙グッズ等何も使わない方法で禁煙をしていますが、無理だと感じたら絶対に無理せず禁煙サプリなどの禁煙グッズに頼ったほうが精神的にも、肉体的にも楽です。
サプリに関しては当サイトでもご紹介しています。「禁煙が辛くなってきた」と思ったら迷わず紹介ページを御覧ください。
ですので、この成功談は参考程度に見ていただくのがいいかと思います。
それでは、私が禁煙した成功談「決断編」です。
このサイトでは禁煙するまでにするべきことというページで目標を明確にする必要があると紹介しています。
渡しの場合は、特に目標はありませんでした。あるとすれば金欠だったことくらいです。
当時の仕事は、半年ほど死ぬほど忙しく、その後ある一定の期間休みをもらえるのですが、もちろん休暇中は給料は発生しません。しかし、それでも大丈夫なだけお給料は頂いていたのですが、毎月お金が入ってくる通常の仕事とは別ですので、それなりに不安もありました。
私はお酒も好きなのですが、趣味に使うお金を減らすことで、ちょっとお金に余裕を持とうと考え、お酒とタバコを天秤にかけた結果、タバコをやめるという結論になったわけです。
タバコに関するものは全て捨てました。吸っている途中のタバコも全て袋に入れて縛ってすぐにゴミ出し。ライター類も全てかき集めてゴミ出し。灰皿は捨てずに残してあります。適当に物が入るので、ゴミでもなんでも入れてしまおうと思っていましたが、振り返ってみると心のどこかでまだタバコを吸いたいという気持ちがあったのかもしれません。
私が禁煙を決断して捨てたものは全てのタバコ(空き箱含む)、ライター全てです。
タバコをやめる理由は金欠だからだったのですが、禁煙を始めて数日後、気付いてしまいました。
タバコを毎日買うよりも毎日買うビールのほうが高い事に。こんなことなら愛するタバコを手元に残しておけばよかった、と禁煙を選んだことを後悔しました。
しかし、今回は絶対に失敗したくないという気持ちがありましたので、タバコよりも高いビールを飲んで憂さ晴らし。
タバコとビールがセット、という方は喫煙者の方には多いと思います。確かにお酒にタバコは非常においしい組み合わせです。
しかし、私は部屋の中でタバコを吸わないというルールを作っていました。部屋の中が汚くなるし、最悪機械が壊れるなんて聞いていたからです。
なので、私がビールを飲む時は部屋の中で楽しいバラエティ番組を見ながらという新しい習慣にしてしまおうと考えたのです。
外に行かなければタバコは吸えませんので、これは部屋でタバコを吸う人よりも有利だったかもしれません。
禁煙を初めて1週間ほど。誰も自分が禁煙していることに気付いてくれませんので、1週間も経てばもうタバコに魅了されることもないだろうと覚悟を決めて、仲の良い人だけに「ちょっと前から禁煙を始めたんだ」と禁煙宣言をしました。実は「ちょっと前」ではなく「1週間以上前」なのですが、禁煙してすぐに挫折してしまうとカッコ悪いな、と思ったのでちょっと盛りました。
これでもう後には引けません。本格的な禁煙生活の始まりです。
|
|
|